4月に入社した新入社員14名と保全活動を行いました。空には少し雲がかかって気温もそれほど上がらず、作業しやすい気候でした。また、新入社員のほとんどが、昨年10月に実施した保全活動(内定者研修会)にも参加していたため、スムーズに作業を開始でき、午前の活動では雑草と竹の伐採が大きく進みました。
午後からの活動では、雨風の影響で幹が折れてしまっている木の伐採と、植物の蔦を使った鳥の巣作りを行いました。木の伐採は、切断した後、倒すことに非常に苦労しました。地面に接して支柱となっている枝を順番に切り落としながら、大人数で力を合わせてなんとか1時間半程度で除去することができました。伐採した木材は、通路に使用している橋の補強に活用しました。鳥の巣作りでは、蔦の形や個々の性格の違いからか、十人十色で、全く違ったものができていました。一日を通して皆元気よく楽しく作業しており、これから当社の一翼を担っていく新入社員たちに力強さを感じました。
私たちは、活動を通じて、その土地本来が持っている生物多様性を取り戻すと共に、「人と森との共生」を目指した活動を行い、良好な里地・里山環境を創ります。